アンティークを目指すたぬき。
久しぶりに所用で実家に行きました。
実家は徒歩30秒ですけど、滅多に行きません。
いつもは素通りする、玄関のカオスな置物達にふと目が行きました。
私が小学生低学年の頃、母が買ったたぬき。
どのたぬきにしようか、どれが可愛い顔をしているか、真剣に選んでいた母を覚えています。
何故、こんな置物が欲しいんだろう?
どれも同じ顔してるのに、さっさと決められないのかな?
と横で黙って見ていた子供の私。
買った場所は福岡県久留米市だったような記憶だけど、久留米の名産品ではないと思う。
50才になった今、このたぬきを見て、
ちょっと可愛いかもしれない…と思ってしまった。
母が亡くなって実家を処分する時が来たら、たぬきは我が家に連れて行こうと思います。
その頃、50年か60年もののたぬきになってる。
私が死んだら息子へ。
目指せ、アンティークたぬき。
