祖父の形見、祖母の形見。
引っ越しに向けて、持って行く荷物を厳選しているところです。
普段はタンスの奥にしまい込んでいる。
大切なもの。
祖母の形見の真珠。
祖母がなくなった時、遠くに住んでいる従兄妹が持って行こうとしたのを阻止しました。
今まで知らん顔のくせに、亡くなった後にやって来て、何なの?って。
祖父の形見の色鉛筆。
書道家だった祖父はお絵描きも好きでした。
祖父は7人いるの孫の中で、私にだけ硯を残してくれましたが、それは実家に保管中。
叔母や従兄妹たち、家探しのような事をして物を持って帰りました。
あの浅ましい姿は今でも忘れられない。
真珠は欲しくても、色鉛筆は欲しくないよね。
私は祖父母と3人で暮らしていたので、
祖母の真珠も、ゴミに見えるかもしれない色鉛筆も大切です。
どちらも当然、引っ越し先に持って行きます。
とても古いけど、祖父の作品。
私が通った保育園の玄関に飾ってあります。